2017年3月25日土曜日

2017年3月25日午前9時5分

レッドサラマンダー「デブ1号」の死を確認しました。
2週間ほど前まで元気だったのが急にエサを食べなくなり、だからといって排泄もしなくなり「デブ」のまま動かなくなっておりました。

 まるで生きているかのようなポーズですが…


目から生気が消えております。

2010年2月に導入してから8年1ヶ月ともに暮らしたことになります。
引越し、長男の誕生、ウパの大量産卵騒ぎ、館長の体調不良の入院 …それらの出来事・騒ぎをクールな目で眺めていかと思うと、涙腺の奥が開いてきそうです。
遺体は消毒処分と致しました。

本日は追悼を兼ねて彼?の姿を時系列で追っていきたいと思います。
(見やすさを考慮してサムネイルは小さくしました。クリックで拡大できます)

2010年
北陸のペットショップから通販で購入。サイズは全長10cm位。
鮮やかな「レッド」の亜成体でした。

2011年
1年経ったらあっと言う間に5cmほど大きくなりました。
何となくもう一匹欲しくなり大阪のペットショップから購入。

2012年
すっかり馴染んでエサねだりを堂々とするように。
しかし大胆すぎるポーズだ… カメラを近づけても全く平然としています。

 2013年
戯れる二匹。特にケンカもしなければ「交際」もなし。
というか、性別は分からず仕舞いでした。

2014年
有尾類では一、二を争う端正な顔立ちだと思いますが、如何せん腹回りが…
デブ1号」「デブ2号」と漸く命名。

2015年
左は相変わらず元気なデブ1号。右のデブ2号はこの写真の撮影(2015.1)1ヶ月後に急死しました。
原因は不明です。ただ、これだけ色が黒ずんだので寿命ではないかとも考えております。

 2016年
 まさか翌年死ぬとはとても思えないほどに色つやがよく、食欲旺盛なデブ2号。
ちなみに主食はコオロギとハニーワームでした。
どちらかというと後者の方が好みだったようですが、管理が大変(すぐ増える、等)なので、最近はコオロギ一本槍でした。

2017年
そして、まさか翌月死ぬとは思えない、「エサねだり」写真。
死因は人為的なもの=館長のミスだと確信しておりますが、それ以上のことは分かりません。やはり勉強不足ですね。原産地のアメリカでも人気の高い種と聴きますので臆せず洋書にも挑戦して知識を蓄えておくべきだったと深く反省しております。

それにしても当館も一時期に比べて随分寂しくなってきました。
しかし、改めて一匹一匹を責任もって世話すべしとの思いを改めて強くしましたので当分は新規導入はしないで今いるメンバーを大切に扱っていきたいと考えます。
となると、本ブログのニュース性はどうしても低下してしまいますが、「時々皆様から助言=コメントをいただける日記」という扱いでマイペースで公開・更新を続けていくつもりです。
改めて、読者の皆様におかれましては今後とも適度にお付き合いを頂ければ幸甚です。

そして、今回は長文と大量の写真添付となってしまったことを併せてお詫び申し上げます。

【追伸】ハナダやウパの成長を追った「Yahoo別館」の方ですが、写真の大半のリンクが何故か消失してしまっており、 この2、3年ネタもないので閉鎖することに致しました。その際にこちらのブログのリンクコーナーを直そうとしたら「間違えて全消し」をやらかしてしまいました…
何とか記憶ベースで復旧させたつもりですが「自分のリンクが消えている!」とのクレームがありましたら直ちに対応いたしますのでご連絡頂けますよう平にお願い申し上げます。







2017年3月13日月曜日

【嘘】UMA撮影成功!

全くのムダ知識:
・地中棲のヌメアシナシイモリは環境への適応力が高い
・カメのエサ(レプトミン)を湿らせておけば勝手に食べる
・エサを置くと5分以内に這い上がってきて完食するほど元気

いやー、手間がかからなくていいわぁ。
…って、土を詰めた水槽を置いているだけで何が楽しいんでしょうか?>館長
というわけでカメラを構えて待機してみました。
…早っ!ピントを合わせている間に二粒平らげて三粒めにアタック。
 もしUMAがこんなノリで撮影されたら却って誰も信じないかと。
 ヨーロッパにはタッツェルブルムという何となく似ているUMAがいるのですが知名度はイマイチですね。

 もぐもぐ。よく見ると小さな目が見えますが上に土のかけらが乗っかっていても全く平然としているので視力は殆どないのでしょう。(光には反応するようですが)

四粒目を狙うが…

この後鼻先で押し出してしまい写真左下の穴に二粒とも落っことしました(・∀・)
まぁ後でゆっくり食べることでしょう。
やっぱり見ていると楽しいですなぁ。たかが5分程度なのでこれからは暫く毎回観察してみることにしましょう。




2017年3月11日土曜日

【悲劇】大量死【ハナダイモリ】

先日水槽を掃除したハナダイモリが次々と死んでしまいました。
水質悪化だと考え、アカハラ水槽に避難させたところ、さらに死亡したのもいましたが、なんとか8匹中2匹が生存。
…無事なまま1週間経ったので漸く落ち着いて報告できる状況です。
水槽が小さめ&砂利なしのベアタンクで、水質悪化を招いたのが原因ではなかったのではないかと反省。
…それにしても卵以来世話してきた個体に大量死されたのはショックでした。傍目にも落ち込んでいるのが露骨に分かり、職場で「何があったの?」と聞かれたのも一再ならず。
「イモリが」「ベアタンクが」といったところで通じませんので「いやぁ、何でも…」と逸らかすしかありませんが、正直辛かったです。

一方で強力な濾過体制を紹介します。サイレンで採用している方式ですが…

弊ブログリンク先の方からご教示頂いたやり方ですが、コケすら生えません。ただ、導入に手間がかかり場所をとるのでなかなか採用しにくいのがネックではあります。
ともかく、砂利中のバクテリアがどれだけ仕事をしているか、文字通り痛いほどに分かる体験ではありました。