2017年7月31日月曜日

おなかすいたー

(ほぼ)月刊(になってしまった)武蔵野水族館、今回は展示物たちのオネダリの図です。
フトアゴヒゲトカゲ、キロ。カウンター越しに「なあオヤジ、飯はまだか?」
ちょっとでも餌の気配を感じると鼻先でガラスをドカドカ叩いてきてうるさいです。
餌は配合飼料中心。コオロギや野菜も与えています。
デザートのチンゲン菜を食べているところ。茎をとって半分に裂いた葉っぱを食べる豪快さんです。(刻まなくていいので楽させてもらっている)

うるさいといえばクサガメ(名無し)。ドカドカビチャビチャ、納得するまで泳ぎまくります。
餌はフリーズドライしたイトミミズと死なせてしまった魚

カエルでないのにジャンプして捕食するオビタイガーサラマンダー(名無し)。
さし水だろうが館長の指だろうがとりあえず噛んできます。ただ後者の場合咥えた直後に「ペッペッ、まずっ
という態度を露骨に取るようになってきました。
餌はコオロギ。最近はドライイトミミズも食べるようになってきました。

ヒョウモントカゲモドキのとらお。いつもは細目ですが、水槽のフタを開けるとこの通り。いきなり冴えた顔になります。
ただ、若干神経質で餌のコオロギの触覚や脚が目に触れると機嫌を損ねてしまい半日ほどハンストします。

アカハライモリ(名無し)。おねだりは他種と比べて地味ですが、4匹+ハナダイモリ2匹+ドジョウ1匹と雑居しているため、与えたらバトルロイヤルを開始します。
冷凍アカムシを与えていたのですが最近は解凍が面倒くさくなって専ら配合飼料です。

ヌメアシナシイモリのモコちゃん。おねだりのタイミングが微妙で、専ら一通り食べてから「おかわりは?」
カメ用のレプトミン(小)が好物というコスパの良さを誇ります。もう少し大きくなったらコオロギとかも与えてみようかと。


最後に…
第3&第4学芸員おねだりの図。正直展示物と大して変わらないような気が…

2017年6月24日土曜日

夏の人気者

5月に近所の何かで理事長(カミさんともいう)がお裾分けされてきたカブトムシの幼虫三匹が10日ほど前に無事羽化しました。♂×2+♀×1…おぉ、これは繁殖コースか?



野生と同様夜行性なので日が暮れてから活発に動き回るようになります。
性欲でパンパンになった♂に♀が追っかけまわされる姿は哀れながらも笑えてしまいます。その間、プラケの壁にぶつかったりブンブン羽音を立てて飛ぼうとするから、現在の武蔵野水族館の営業外時間はかなり賑やかです。
毎日飽きずに見に集まる子ど…おっと、学芸員たち。脊椎動物だらけの当館では昆虫は目新しいのか、それともカブトムシには子供を引きつける何かがあるのか…何となく後者のような気がします。

困ったのは第四学芸員(長男)が変な野望を持ってしまったこと。
「ぞうち(←き)ばやしにいって、へらくれすおおかぶとをつかまえるーー!」
…館長はどっちかといえばクワガタ派なんですが(違

【悲報】殉職、相次ぐ

伏せたお茶碗のような形をしたイシマキガイ。甲長2cm 程度にもかかわらずコケだらけの水槽をかなりの速度で綺麗にしてしまう働き者です。(というか、タニシとかカワニナが仕事をしなさすぎるような気が)
当館でも清掃係員として雇用しているのですが、水棲有尾類のいる職場は非常に危険だったりします。
・住人に鼻先でひっくり返される
・自力で元の姿勢に戻れない(タニシ等は戻ることが出来ます)
・そのまま殉職
・または無防備になったところを住人に食われて殉職

 まさに「食われ」ている現場写真。ちゅるちゅる、といったところでしょうか。

 二匹とも平らげて涼しい顔のレッサーサイレン。

先日、イモリ(アカハラ+ハナダ)水槽に「職員」を5匹ほど投入しましたが、たった2日で生存率は20%(つまり1匹)。ブラック職場を通り越して殆ど強制収容所と化しております。う〜む、もっと大柄な(ひっくり返らない)個体はないものかか…
もしかしたら「コケ取り掃除くらい、人任せにしないで館長がやらんかい!」という住人からの抗議なのかもしれません。面倒だなぁ。

2017年5月12日金曜日

大胆に。

すっかりレプトミンになじんだヌメアシナシイモリ。ばらまいておけば勝手に食べてくれるので怠け者の館長としては大助かりです。

アシナシイモリには鼻のあたりに短いながらも鋭敏な化学センサーを備えた触覚があり、エサを置くとかなりの早さで飛びついてきます。
珍しくも半分以上も身体を晒したままエサをパクつく姿。

普段は頭しか出さずに食べているのに …館長へのサービス?

ぱくぱくぱく。残りの3つもまもなく食べ終えまた土の中へ潜っていきました。

動画を撮っておけばよかったと後悔する館長でありました。

2017年4月30日日曜日

「くさ」ガメ体験記

アカミミガメが帰化するまでは日本で一番大きかったヌマガメことクサガメ。
当館のは何故か小柄で、エサはきちんとあげているのに甲長は8cm程度でおさまっております。
で、ここから「何を今更な」な話になるのですが、クサガメの「クサ」はテッキリ目の周りの模様の色変由来だと思っていたのですが…
(うちのは白っぽいです)
」ではなくて「」だったことをつい先日身を以て知りました。


上の写真の通り甲羅が水垢まみれになっていたので、親切心と余計なお世話で歯ブラシで磨いてやろうと手に取った途端に…
ぷ〜んっ。
腐った卵と野菜を3日ほど放置したような匂いを分泌して頂けました。隣の部屋まで匂いが伝わって学芸員達大騒ぎ。仕方ないのでお掃除は中止し以来放置しております。まあ元気なので佳しとしましょう。
ちなみに主食は乾燥イトミミズとオキアミ。館内の魚が死んだらご馳走として与えております。
今や数少なくなった「長征組」(西宮→武蔵野、2009年)以来の生き残りでもあり、末永く付き合って行ければと思っております。

※あとはアカハライモリ×1とホンドジョウ×1。他のメンバーはみな武蔵野に移転してからの導入組です。


2017年3月25日土曜日

2017年3月25日午前9時5分

レッドサラマンダー「デブ1号」の死を確認しました。
2週間ほど前まで元気だったのが急にエサを食べなくなり、だからといって排泄もしなくなり「デブ」のまま動かなくなっておりました。

 まるで生きているかのようなポーズですが…


目から生気が消えております。

2010年2月に導入してから8年1ヶ月ともに暮らしたことになります。
引越し、長男の誕生、ウパの大量産卵騒ぎ、館長の体調不良の入院 …それらの出来事・騒ぎをクールな目で眺めていかと思うと、涙腺の奥が開いてきそうです。
遺体は消毒処分と致しました。

本日は追悼を兼ねて彼?の姿を時系列で追っていきたいと思います。
(見やすさを考慮してサムネイルは小さくしました。クリックで拡大できます)

2010年
北陸のペットショップから通販で購入。サイズは全長10cm位。
鮮やかな「レッド」の亜成体でした。

2011年
1年経ったらあっと言う間に5cmほど大きくなりました。
何となくもう一匹欲しくなり大阪のペットショップから購入。

2012年
すっかり馴染んでエサねだりを堂々とするように。
しかし大胆すぎるポーズだ… カメラを近づけても全く平然としています。

 2013年
戯れる二匹。特にケンカもしなければ「交際」もなし。
というか、性別は分からず仕舞いでした。

2014年
有尾類では一、二を争う端正な顔立ちだと思いますが、如何せん腹回りが…
デブ1号」「デブ2号」と漸く命名。

2015年
左は相変わらず元気なデブ1号。右のデブ2号はこの写真の撮影(2015.1)1ヶ月後に急死しました。
原因は不明です。ただ、これだけ色が黒ずんだので寿命ではないかとも考えております。

 2016年
 まさか翌年死ぬとはとても思えないほどに色つやがよく、食欲旺盛なデブ2号。
ちなみに主食はコオロギとハニーワームでした。
どちらかというと後者の方が好みだったようですが、管理が大変(すぐ増える、等)なので、最近はコオロギ一本槍でした。

2017年
そして、まさか翌月死ぬとは思えない、「エサねだり」写真。
死因は人為的なもの=館長のミスだと確信しておりますが、それ以上のことは分かりません。やはり勉強不足ですね。原産地のアメリカでも人気の高い種と聴きますので臆せず洋書にも挑戦して知識を蓄えておくべきだったと深く反省しております。

それにしても当館も一時期に比べて随分寂しくなってきました。
しかし、改めて一匹一匹を責任もって世話すべしとの思いを改めて強くしましたので当分は新規導入はしないで今いるメンバーを大切に扱っていきたいと考えます。
となると、本ブログのニュース性はどうしても低下してしまいますが、「時々皆様から助言=コメントをいただける日記」という扱いでマイペースで公開・更新を続けていくつもりです。
改めて、読者の皆様におかれましては今後とも適度にお付き合いを頂ければ幸甚です。

そして、今回は長文と大量の写真添付となってしまったことを併せてお詫び申し上げます。

【追伸】ハナダやウパの成長を追った「Yahoo別館」の方ですが、写真の大半のリンクが何故か消失してしまっており、 この2、3年ネタもないので閉鎖することに致しました。その際にこちらのブログのリンクコーナーを直そうとしたら「間違えて全消し」をやらかしてしまいました…
何とか記憶ベースで復旧させたつもりですが「自分のリンクが消えている!」とのクレームがありましたら直ちに対応いたしますのでご連絡頂けますよう平にお願い申し上げます。







2017年3月13日月曜日

【嘘】UMA撮影成功!

全くのムダ知識:
・地中棲のヌメアシナシイモリは環境への適応力が高い
・カメのエサ(レプトミン)を湿らせておけば勝手に食べる
・エサを置くと5分以内に這い上がってきて完食するほど元気

いやー、手間がかからなくていいわぁ。
…って、土を詰めた水槽を置いているだけで何が楽しいんでしょうか?>館長
というわけでカメラを構えて待機してみました。
…早っ!ピントを合わせている間に二粒平らげて三粒めにアタック。
 もしUMAがこんなノリで撮影されたら却って誰も信じないかと。
 ヨーロッパにはタッツェルブルムという何となく似ているUMAがいるのですが知名度はイマイチですね。

 もぐもぐ。よく見ると小さな目が見えますが上に土のかけらが乗っかっていても全く平然としているので視力は殆どないのでしょう。(光には反応するようですが)

四粒目を狙うが…

この後鼻先で押し出してしまい写真左下の穴に二粒とも落っことしました(・∀・)
まぁ後でゆっくり食べることでしょう。
やっぱり見ていると楽しいですなぁ。たかが5分程度なのでこれからは暫く毎回観察してみることにしましょう。




2017年3月11日土曜日

【悲劇】大量死【ハナダイモリ】

先日水槽を掃除したハナダイモリが次々と死んでしまいました。
水質悪化だと考え、アカハラ水槽に避難させたところ、さらに死亡したのもいましたが、なんとか8匹中2匹が生存。
…無事なまま1週間経ったので漸く落ち着いて報告できる状況です。
水槽が小さめ&砂利なしのベアタンクで、水質悪化を招いたのが原因ではなかったのではないかと反省。
…それにしても卵以来世話してきた個体に大量死されたのはショックでした。傍目にも落ち込んでいるのが露骨に分かり、職場で「何があったの?」と聞かれたのも一再ならず。
「イモリが」「ベアタンクが」といったところで通じませんので「いやぁ、何でも…」と逸らかすしかありませんが、正直辛かったです。

一方で強力な濾過体制を紹介します。サイレンで採用している方式ですが…

弊ブログリンク先の方からご教示頂いたやり方ですが、コケすら生えません。ただ、導入に手間がかかり場所をとるのでなかなか採用しにくいのがネックではあります。
ともかく、砂利中のバクテリアがどれだけ仕事をしているか、文字通り痛いほどに分かる体験ではありました。

2017年2月19日日曜日

お掃除。

もう2週間以上前のことですが、アカハライモリとハナダイモリの水槽を抜本的にお掃除しました。
(水替え&水槽コケ取り&砂利洗い)

2年近く放置状態だったので報告が遅れても良いかと(違
水質に敏感な(そのくせ排泄物を出しまくる)甲殻類だったら即死しそうな環境で淡々と泳ぎ、浮島に登り、餌を食べていた彼らのタフさには敬服する他ありません。
本来ならばBefore/Afterの写真を掲載すべきところなのですが"Before"を撮り忘れてしまいました。仕方がないので"After"の写真を掲載しておきます。

律儀な掃除要員、ドジョウと。仲良きことは美しき哉。

一方、楽なので割りとマメに掃除ができるのが陸棲の爬虫類たち。
とくにヒョウモントカゲモドキは床がキッチンペーパーなので取り替えるだけでオッケーなのが嬉しいです。
ペーパーを取り替えている間は腕に止まらせているのですが、予め餌をやっておかないと探し回ってうるさいことありません。
ちなみに上の写真は餌をやる直前のもの。右上に「落とし物」がありますね。それにしても凄い期待に満ちた目線です。これで「お預け」をできる人がいたとしたら心臓に毛が生えているとしか思えません…




2017年2月8日水曜日

分かりやすい人たち(有尾類)

餌をあげる時の有尾類たちの写真です。
餌が欲しくなると目線を送ってくる性質があるので管理が楽といえば楽です。
(食事を終えた後のアカハライモリとサイレンには見事に無視されました)

ハナダイモリ。後の連中に比べればかなり控えめです。
…が、8匹がひしめきあっているだけに餌の奪い合いは激しく、手足がもげることも屡々。(その度に再生する生命力に感服)

オビタイガーサラマンダー。 突進してくるのでブレない写真をとるのは不可能に近いです。
足し水も餌と勘違いして噛み付こうとするウッカリさん。

レッドサラマンダー。激しさはゼロだが、ひたすら見つめてくるので本当に視線で痛くなってきます。
…しかし、前にも書きましたがエサを食うのが本当に下手でコオロギ一匹に5分もかかるのは何とかならないものでしょうか?動きが遅いナメクジとかが良いのかな…しかし水槽が汚れそうだし…

2017年1月27日金曜日

魚水槽・模様替え

苔ビッシリですっかりカオスになっていた魚水槽でしたが、年末にカワムツが2匹死んでスペースが空いたので思い切って水槽ごとリセットしました。


キンギョモの爆殖に懲りたものの、隠れ場所は必要と考え、フェイク(プラ製)の水草を設置することにしました。

住人は全部で5匹。
・和金(小赤)…夏に金魚掬いで貰ってきた(残念賞)の2匹、意外にもタフでした。環境悪化→急激な変化にも全く動ぜず、人が近づくと露骨にエサねだりをしてきます。

貰ってきた当時の館長と上級学芸員の嫌な予感は見事に外れた訳ですね。
経験上、「お前(ら)は既に死んでいる」のが金魚掬いの金魚だったのですが…

・モツゴ …左にいる地味な魚。関東では「クチボソ」とも呼ばれます。2年ほど前に野生のを捕まえてきたものです。そのためか、警戒心が強く、当初は水草(フェイク)に隠れてばかり居ましたが、慣れてきたのか、腹が減ってヤケクソになったのか最近は結構表に出てくるようになりました。

 ・スジシマドジョウ …3年前に野生のを捕まえてきたのですが、サイズが全く変わりません。かなり堂々とした正確で近寄っても動じませんが動くとカメラが追いつかない。2匹いるのですが、両方落ち着いてくれることがないので諦めて片方だけ撮影しました。

…ふう、これで今月は凌げた… って、アカハライモリとハナダイモリの水槽がメンテをサボったお陰でエラいことになっているので本来は「お掃除レポート」をアップしないといけないのですがだって寒いんですもの。