2016年7月21日木曜日

二つの「安心」(魚とカエル)

先日5年ぶりに持ち込まれて館長を大慌てさせたキンギョ2匹ですが、お陰様で今のところ元気に泳ぎ、エサをつついています。祭り側の管理体制が改善されたのか、偶々頑丈なのにあたったかどちらか(それとも両方)なのでしょうか。とはいえ油断は禁物なので水槽用扇風機を回して水温25℃以下をキープさせています。
(あと、苔拭きと2/3の水換えもしました)
倍くらいのサイズになってくれると嬉しいです。

次にホッとしたのは、ヤドクガエルの餌のショウジョウバエ(ウィングレス…羽なしなのでハエというよりも小さなアリにしか見えません)の養殖がほぼ軌道に乗ったこと。一本の飼育管から株分けしたところ、順調に繁殖してくれていまや9本になりました。
上の写真は本日株分けした新しい飼育管です。一週間後くらいに幼虫が見えるようになり、さらに一週間後には成虫に羽化(羽はないのですが)します。
一回あたり与える量は大体上の写真に写っている位です。上のは株分け直後なので数が少なめですが、 順調にいけば3倍位の成虫と蛹でビッシリになります。で、飼育管9本を確保しておけば当面は高いカネ(飼育管3本につき弐千圓也)を払わずに済みます。経済的にも安心してエサをあげられるようになりました。

で、当のヤドクガエル(キオビヤドクガエル)ですが、笑える行動をしたので以下に記録しておきます。
…いつものように出されたハエをあっと言う間に平らげ、残った1匹を「ててちゃん(♀、写真上)」が食べたら…
 「俺にもくれよぉ」と「ててんちゃん(♂、写真下)」が絡みついてきました。

噛んだり乗ったりという荒っぽいことはしませんが、執拗に相手の口の方を覗きこんだりして結構シツコイです。(こういう行動が約2分ほど続きました)
「性格は陽気」と飼育入門書に書かれており、実際その通りなので餌とか与えやすく助かっているのですが、意外な一面を見たような気分です。