2016年6月14日火曜日

餌のヨウショ「苦」

「密林の宝石」とも呼ばれるヤドクガエル。
美しさもさることながら当館で飼育しているキオビヤドクガエルは性格が陽気で餌食いもよく、見ていて飽きません。
キョロロロロロ…」という鳴き声にも何だか癒やされます。

ててちゃん」♀。おっとりしていているが身軽。よく、夜には葉っぱの上で休んでいます。

ててんちゃん」♂。落ち着きが無い。この写真じゃよく分からないけれどデブ。高い所に登れません。

基本的に飼いやすいカエルなのですが唯一頭が痛いのが餌の確保。
口が小さいので他のメンバーが普通に食べているコオロギやハニーワーム(終齢)を食べることが出来ません。
そこで活躍?してくれるのが遺伝子操作で羽なし(ウィングレス)にしたショウジョウバエなのですが、これが…高い(試験管状のケース3本で2,000円也)。
ハニーワームも若いのなら食べてくれますがあっと言う間に育ってしまいます。

そこで、参考書のお世話になりつつ「ショウジョウバエの養殖」に挑戦してみることにしました。

これが試験官(2.5cm×10cmくらい)。
上にいる黒い点みたいのが「種親」で別の試験管から移植したもの。
真ん中はハエの足場。(何かの植物繊維らしいです)
で、一番下がハエの子供=ウジが育つ「培地」。ハッシュドポテトにドライイーストを混ぜております。
…で、本日ウジが蠢いているのを確認しました!
有難う!そういうわけで諸君は用済みだ!
→早速「ててちゃん」「ててんちゃん」のご飯に供される可哀相な親バエ達。
(とりあえず試験管は3本用意しております)

これで10〜15日経つとウジが羽化して…
その間の餌はどーすんですかい?

…大丈夫、かねてから用意していたハニーワームの卵を専用餌に放り込んで5日も待てば…
予想の斜め上を行く成長をしていました。
右下のなんか1cm強もあります。恐ろしい子…
小さいのもいるので、冷暗所(ワインセラー、20℃)に入れて成長を抑えつつハエの不在期間をなんとか凌ごうと考えております。

以前、「モーターで魚の餌を振動させて生き餌と勘違いさせる装置」を作って成功しかけたことがあったのですが、見破られたのか飽きられたのか、最近は全然活躍できていません…(機械自体は健在なので今試してみましたが、逃げられました)。