2015年5月10日日曜日

「ガサガサ」にいきたい。

…というわけで先週行ってきたんですが、いわゆる「ボウズ」というやつでヌマエビしかとれませんでした。
 近所に沼や水田がない、というのは両棲類好きとしてはハンデですなぁ。
 (さらに寛大な地主、という重要なオプションも必要)

それでも根性(妄念)でとっ捕まえてきた人も、当館にきてはや1年。
三鷹市出身のニホンアカガエル。だいたい1歳でサイズは3cmほどなので、まだ大きくなるんじゃないかと。

捕まえてきた時はこんな↑感じでした。
子ガエルになった時に24時間で尻尾を吸収するわ、餌は何すりゃいいんだ!わで相当パニックしましたが、何とか無事成長。オスなんで※お嫁さん候補探しも兼ねて先週の「ガサガサ」だったんですが…
※キョロロロロ…と綺麗な声で鳴きます。
いちおうWCですが、変態期に餌付けされたので野生個体からは考えられないほど肝が座っています。

 八王子市出身のツチガエル。捕まえたときには変態済だったので年齢不明ですが、当館に迎えてからは2年弱が経過しました。
こいつはアカガエルとは違って根っからの野生なのでかなり警戒心が …薄くなってきました。シェルターに潜りっぱなしですが近づくと明らかに上の写真のように「餌狙い」の姿勢に入ります。→コオロギなどを放り込むと「処理」まで約0.5秒。猛然と襲いかかります。
館長はツノガエル系は飼育したことがないのですが、ショップとかで店員さんが世話しているのを見ている限りでは「食いっぷり」はよく似ています。
※鳴き声は「ぐえごげげげげげ」 →来客を仰天させるマストアイテム。

関西にいた時に捕まえてきた連中もしぶとく頑張っています。
芦屋市出身のアカハライモリ。「芦屋」というと関西の高級住宅街のイメージがありますが、実は北1/3は完全に六甲山地であり(ちなみに南1/3は交通の便が悪くて家賃も安め)、そこの某所で捕獲してまいりました。
2009年のことだから…今年で丸6年!イモリは長生きするので、脱走など馬鹿馬鹿しい最期を迎えさせぬよう(実は2匹同郷者を犠牲にしてしまっている)、大切に管理していきたいものです。

西宮市出身のアカミミガメ。特定種指定を受ける前に隣(当時)の公園の池から掬ってきました。彼も6年生なのですが、意外にデカくなりません(現在甲長8cmほど)。あと緑色も色落ちしません。もしかしたら茶色&どデカくなる「ミシシッピアカミミガメ」とは別種なのかもしれません。
(悪食で凶暴なところはミシシッピと全く変わりませんが)

あぁ、ガサガサしたい… できればアマガエルかアオガエル辺りで、ひとつ。